竹野海岸周辺は、はさかり岩や淀洞門、猫崎半島などの岩石海岸、竹野浜などの白い砂浜、その上に築かれた昔ながらの街並みなどがバランスよく混じり合い美しい風景を作っています。猫崎半島は日本海からの季節風を遮るため、ここはかつて北前船の一大寄港地となり栄えました。今でも鷹野神社や猫崎半島の付け根などに北前船の係留杭などの遺構が残されています。現在、竹野海岸周辺ではジオカヌーや遊覧船などが地元住民や団体等により提供されており、海から美しい風景を楽しむことができます。
主な見どころ
竹野浜
陸繋砂州の砂浜海岸で、日本の渚100選に指定。出石藩の時代に製塩を行っていた。近年は漂着木材などを燃料に利用した「塩工房」ができ、小学校などの宿泊訓練のアクティビティのプログラムになっている。
たけの観光協会
0796-47-1080
はさかり岩
洞門の天井が崩壊し、その巨大な岩が二つの島に挟まっている。はさかり岩を作るごつごつした岩石は、日本海拡大初期に、がけ崩れなどで堆積したもので、白っぽくて大きな花崗岩の礫を含む。
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猫崎半島
猫崎半島の付け根周辺は、日本海拡大初期にアジア大陸の縁辺にあった河川などでたまった砂岩・礫岩および凝灰岩からなり、ゾウやシカの足跡化石や植物の化石などが見られる。半島の先端は、その後活動した流紋岩からなり、柱状の模様「柱状節理」が見られる。
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ガイドさんのおすすめポイント!
かつて浮世絵師広重も描いた竹野浜は、関西有数の海水浴場で透明度の高い海と白い砂浜が魅力です。夏の夜には星空、漁火、和みの灯りと温もりある光が広がります。ジオパークの拠点施設である北前館や竹野子ども体験村の塩作り体験、ごはん炊き体験が人気です。 はさかり岩は切浜海岸にあり、太古の昔から落ちない合格祈願の岩として売り出されています。挟まれている岩の直径は約4mもあり、天気の良い日にはジオカヌーや海上タクシーで奇岩や絶景を楽しむ事が出来ます。 竹野のランドマーク的存在である猫崎半島は、かつては北前船の風待ち港でした。平成25年、猫埼灯台までの登山道が整備され、魅力ある絶景の地となりました。
たけの観光協会 服部恵山
問い合わせ先
たけの観光協会 豊岡市竹野町竹野17-22
TEL
0796-47-1080
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