平安時代(848年)開湯という歴史ある山峡の閑静な湯治湯。湯量が豊富で温度も98度と高温であることを生かし、風呂だけでなく調理や洗濯など、古くから湯を生活に利用してきました。温泉内にはジオガイドがいて、温泉街の特徴や歴史を解説してくれます。
主な見どころ
荒湯
湯村断層に沿って湧いた温泉で、花崗岩の割れ目から98℃の高温泉が湧出する。源泉である「荒湯」の湯量は1分間に470?と多く、高温の温泉を利用した温泉玉子や公衆浴場などでも利用されている。湯がきに最適である。
湯区事務所
0796-92-1081
薬師湯
源泉近くの元湯から配湯される、源泉かけ流しの共同浴場。無色透明の湯で、刺激が少なく新陳代謝を促進し、肌の老廃物を排出させる美人の湯として知られている。温泉熱を活用した温泉バイナリー発電やペルチェ素子を使った温度差発電を実施中。
湯区事務所
0796-92-1081
ガイドさんのおすすめポイント!
湯村温泉の家庭・事業所、学校・役場・警察等の公共施設(505戸)に水道料金よりも安く温泉が配湯されています。湯村温泉の源泉は63カ所(使用泉源数は49)で、総温泉量は2100リットル/分、1日3000トン。主成分はナトリウム-炭酸水素塩・塩化物・硫酸塩泉で飲泉出来ます。日常の温泉らしく、源泉の1つ荒湯は湯村温泉の中心にあり、住民の台所になっていて、野菜や山菜が湯がかれています。散髪屋では温泉を利用した「温泉洗髪」が行われ、家庭の玄関には水・湯の蛇口が2つあり、地名通りまさに温泉の町です。
朝野家ジオクラブ 朝野泰昌
問い合わせ先
湯村温泉観光協会 新温泉町湯98
TEL
0796-92-2000
WEBサイト