縄文時代、入り江だった豊岡盆地の出石川の河口に位置していた出石は、古くから人々の暮らしの舞台となりました。江戸時代には城下町として栄え、今でも当時の街並みが残されています。町の中の酒蔵などには、花崗岩起源の粘土を利用した赤い色をした土壁が見られ、美しい景観を作っています。周辺では質の良い陶石が産出し、それを利用して澄んだ白色が特徴的な陶磁器「出石焼」が生まれました。
主な見どころ
ガイドさんのおすすめポイント!
古い街並みと独特の「出石皿そば」で年間80万人の観光客が訪れる出石町は、赤みをおびた壁の町屋が多く点在し特徴があります。また、1801年に町の東部から発見された柿谷陶石により白磁器の技術が確立され国の伝統的工芸品に指定されています。その磁器を利用し「出石皿そば」が名物になっています。1706年にお国替えで信州の上田からそば職人も一緒に来たことにより、技術が確立されたと言われています。昭和40年に2軒であったそば屋が44軒にもなり城下町に軒を連ねています。
NPO法人但馬國出石観光協会 加藤勉
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但馬國出石観光協会 豊岡市出石町内町104-7
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