久美浜周辺には、甲山や久美浜湾、小天橋、丹後砂丘など、日本海の形成~現在までの地球の動きを記録した様々な地形・地質とそれらが織りなす美しい風景が広がっています。人々は,これらの多様な地形・地質をうまく利用して暮らしています。例えば,潟湖(ラグーン)である久美浜湾ではイカダによるカキの養殖が、砂丘地ではメロンやスイカ、サツマイモなどの栽培が、海岸段丘の上や丘陵地では梨や桃などの果樹栽培が、川沿いや河口部の低湿地では稲作が行われるなど、多様な地形・地質を生かした農林水産業が行われています。
主な見どころ
久美浜湾
小天橋砂州の形成により日本海と隔てられた内湾。冬に荒れる日本海において、比較的に穏やかな湾内では、カキの養殖が盛んで、カキ棚の並ぶ風景は京都府の文化的景観に選ばれている。
京丹後市観光振興課
0772-69-0450
小天橋
日本海と久美浜湾を隔てるように発達した砂州。その姿が日本三景の一つ天橋立に似ていることから「小天橋」と呼ばれている。砂浜海岸は約8km続き、北近畿最大のロングビーチとなっている。
小天橋観光協会
0772-83-0149
ガイドさんのおすすめポイント!
久美浜湾の南東には、標高191mのかぶと山がそびえている。山頂の展望台は、老巧化に伴い平成27年5月に木造の新しい展望台に作り変えられた。ここからの眺望は、とにかく素晴らしいの一言。正面には、久美浜湾に蓋をするように小天橋(砂州)が横たわり、湾内に浮かぶカキの養殖?も風情がある。久美浜湾の光景は、人と自然が生み出した素晴らしい景色として、京都府を代表する美しい景色に選ばれている。
NPO法人まちづくりサポートセンター 中江忠宏
問い合わせ先
京丹後市観光協会 久美浜町観光総合案内所 京丹後市久美浜町772
TEL
0772-82-1781
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