本来標高が高い場所に優占するブナ林ですが、丹後半島や兵庫~鳥取の山間部では比較的標高の低いところにもブナ林が見られます。これは日本海からの季節風によりこの地にたくさんの雪が降ることと関連していると考えられます。一般の樹木は雪の量が多いと雪の圧力で倒されてしまいまっすぐ上に育つことができません。ブナの木は雪圧に対して強い耐性を有しているため、豪雪地帯で優占することができるのです。
主な見どころ
内山ブナ林
内山山系に広がる北近畿最大級のブナ林。約300種の植物が自生している。通常標高600m以上で育つと言われているブナが、ここでは標高400m付近から見られる。
京丹後市観光協会
0772-62-6300
ガイドさんのおすすめポイント!
かつては「碇千軒」といわれ、多くの家があったと伝えられている碇高原は、昭和38年の豪雪を機に集団離村した。現在は日本海を望む400mの高原に、台地状の地形を利用して88haの大牧場(碇高原牧場)が開け、小動物とのふれあい牧場やテニスコート、キャンプ場、コテージ村、展望台、遊歩道などが盛りだくさんに整備され、牧歌的な風景とふれあいスポットとして、多くの家族連れで賑わっている。スイス村とも近い。
NPO法人まちづくりサポートセンター 中江忠宏
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