日本海形成後(鮮新世)に鉢伏山付近から流れた安山岩質溶岩が、なだらかな台地状の地形を形成しています。この辺りは、河川が台地を削ってできた谷底平野と台地が接する急な崖に、多くの滝が形成されている水の豊かなサイトです。山陰の霊場御滝山があります。
主な見どころ
子守神社の岩窟
日本海形成後(鮮新世)の鉢伏山付近から流れた安山岩の溶岩の基部がえぐられてできた岩窟。岩窟には拝殿が埋め込まれたように建てられている。岩窟で大きなものは北側の岩窟で、幅20m、高さ4m、最も深いところは7mある。
あおや郷土館
0857-85-2351
ガイドさんのおすすめポイント!
勝部地区には、鉢伏山付近から流れ出た溶岩によって、安山岩の台地とともにいくつかの滝が形成されている。また、子守神社の岩窟には、基底部が浸食されえぐられているような地形が残る。 日置地区では、豊富な水源を活用した因州和紙の伝統が1300年の歴史を受け継いでいるほか、酒造業も行われている。
ヤサホーガイドの会 河根裕二
問い合わせ先
あおや郷土館 鳥取市青谷町青谷2990-4
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0857-85-2351