木津温泉(きつおんせん)
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夕日ヶ浦木津温泉駅内のしらさぎの湯
743年(天平15)年に疫病を治療するために僧行基が湧出させたと伝えられる温泉です。
かつては京都府内で唯一の天然温泉でした。
泉質は低張性・アルカリ性の単純温泉で、泉温は約40℃です。
京都丹後鉄道の夕日ヶ浦木津温泉駅の構内には源泉掛け流しの足湯「しらさぎの湯」があり、汽車の待ち時間に温泉を楽しむことができます。
京丹後市木津温泉付近の地下には約6000万年前にできた花こう岩があり、その上に約1500万年の海底に堆積した堆積岩があります。
海岸の浜詰付近ではその上に砂丘が堆積しています。
ボーリング調査の結果から、木津温泉付近では地下約400mに花こう岩が見られ、その上部の断層でできた割れ目に泉脈が確認されています。
この泉脈から、地表近くに湧出しているのが木津温泉の泉源と考えられます。
所在地 | 京都府京丹後市網野町木津 |
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問い合わせ先 | 夕日ヶ浦観光協会 0772-74-9350 |
アクセス方法 | ◎公共交通機関 京都丹後鉄道「夕日ヶ浦木津温泉駅」駅下車すぐ ◎自家用車 山陰近畿自動車道「京丹後大宮」ICから約35分 |