かぶと山（かぶとやま）

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久美浜湾から見たかぶと山

昔、武士がかぶった兜（かぶと）に似た海抜191.7mのドーム状の山です。
今から2000〜1500万年前に、粘り気の強いマグマが突き上げてきて固まりました。
こうしてできた岩石の中の固い部分が、削り残されて山になったのがかぶと山です。
同じようにしてできた山が、いくつも久美浜湾を取り囲んでいます。
かぶと山の南側の山腹にある「人喰岩」は見晴らしの良い眺望ポイントで、地元のお酒の銘柄にもなっています。
岩石中の金属成分が酸化して（錆びて）赤くなった部分が大きな口に見えることからつけられたのでしょう。
毎年８月９日の千日会観光祭には、大文字が点灯され、中腹に「大」の字が浮かびあがります。
頂上の展望台からは、小天橋を一望することができます。

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