山陰海岸ジオパーク

山陰海岸ジオパーク
児童研究作品コンテスト審査結果
~入賞作品の発表~


山陰海岸ジオパーク推進協議会では、山陰海岸ジオパークエリアを所管する
小学校に在籍する全児童を対象に、同エリア内の地形・地質、動植物、
歴史・文化、産業・観光等に関する研究作品を募集し、コンテストを開催しています。

平成27年度は、104点の応募作品があり、厳正なる審査の結果、合計25作品が選ばれました。入賞者の皆様、おめでとうございます。また、ご応募いただいた皆様に厚く御礼申し上げます。

1 選考結果

入賞作品25点(最優秀賞3点、優秀賞6点、努力賞16点)
市町・賞別の内訳は以下のとおりです。

応募先
市 町 最優秀賞 優秀賞 努力賞 合 計
京丹後市 1 1 3 5
豊岡市 0 1 0 1
香美町 1 1 0 2
新温泉町 0 2 0 2
岩美町 0 3 5 8
鳥取市 1 0 3 4
合 計 3 8 11 22

児童作品コンテスト最優秀賞

ジオパークは宝物

山陰海岸ジオパーク

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作者:小山 京太郎 さん
(京丹後市立島津小学校4年)
作品概要:山陰海岸ジオパークの地形の成り立ちと各サイトの調査
講 評

芸術的な絵や文章、写真など様々な表現方法を用いて、地形の成り立ちや地域の特徴を上手くまとめている。絵や文章だけでなく、作曲して気持ちを表しているところもユニークである。「ジオパークは宝物」という言葉に故郷への思いが込められた力作である。


ジオパーク松の被害調査

山陰海岸ジオパーク

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作者:後藤 真実 さん
(岩美町立岩美北小学校5年)
作品概要:岩美町内の松くい虫被害調査
講 評

ジオパークの環境保全の一環として松枯れ現象に着目し、現地に足を運び実際に松に触りながら調査したり、町役場まで行って積極的に被害対策まで取材したりしている。図や表、写真を使いまとめ方もうまく見やすい作品となっている。


矢田川流域のレキ・砂と地質

山陰海岸ジオパーク

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作者:炭本 大輝 さん
(香美町立香住第二中学校3年)
作品概要:矢田川のレキ・砂・地質調査
講 評

フィールドワークにより、矢田川の礫と周辺の地質を丁寧に調査している。テーマは異なるが、昨年の研究で疑問に思ったことを研究テーマとしており、矢田川の継続した研究になっている。岩石の採取方法や統計的な手法を用いると、より学術的な研究になるだろう。写真や図をうまく使い、非常に丁寧にまとめてあり、今後のさらなる発展した研究への広がりが期待できる。


児童作品コンテスト優秀賞

海の水でしおを作っておにぎりを作ろう!!

山陰海岸ジオパーク

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作者:山根 貫嗣 さん
(岩美町立岩美西小学校2年)
作品概要:海水から塩を抽出し比較調査
講 評

3カ所の海水から塩を作って比べているところがすばらしい。味を比べるのにおにぎりを握り味くらべをしたり、にがりを利用して豆腐づくりにも挑戦したりしているところも、ジオパークを丸ごと楽しみ、理解しようとしていることが伝わってくる。写真も効果的に使い、わかりやすいまとめ方であったことも良かった。


サザエのひみつ

山陰海岸ジオパーク

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作者:山本 愛桜 さん
(岩美町立岩美西小学校2年)
作品概要:サザエの殻や肝の違いを調査
講 評

サザエの殻に違いがあるのに着目して調べていくと、生育する環境に原因があることに気づいたことは、大きな発見である。さらに発展させて、サザエの雄と雌の見分け方、味の違いなどを調べたことで、ジオパークならではの研究となった。まとめも写真を多く効果的に使い、わかりやすくなっていた。


トワイライトエクスプレスみず風がとまる
東はまのおすすめ地図作り

山陰海岸ジオパーク

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作者:米澤 咲希 さん
(鳥取市立日進小学校3年)
作品概要:東浜の魅力的な場所を調査
講 評

瑞風が東浜駅に停車することをきっかけに、東浜の魅力を地図にして丁寧にまとめているところが良い。実際に地元の方々にインタビューをして、そこに住む人々の暮らしにも目を向けているところが素晴らしい。


ようこそ鳥取へ! 〜鳥取砂丘で大調査〜

山陰海岸ジオパーク

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作者:門脇 万莉 さん
(鳥取市立稲葉山小学校4年)
作品概要:ナンバープレートから観光客の出身地を調査
講 評

鳥取砂丘の駐車場に駐車している車のナンバープレートから、観光客の出身地を調べるというユニークなマーケティングの方法を見つけ出して研究したところがすばらしい。実際に観光客にインタビューをして、生の声を反映させた点もよい。


カニはどこから私の家へ

山陰海岸ジオパーク

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作者:水本 紗亜弥 さん
(鳥取市立湖山小学校5年)
作品概要:カニの生息地調査(湖山川・湖山池の水質調査)
講 評

自宅付近でよく見るカニについて、カニの生態や種類を調べたり、潟湖である湖山池の汽水化との関連を調べたりするなど環境についての研究にまで至っている。写真をたくさん使い詳しくまとめられている。


余部・海の生物大研究

山陰海岸ジオパーク

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作者:千崎 彩加 さん・千崎 麻央 さん
(香美町立香住第一中学校3年・1年)
作品概要:余部に生息する海の生物調査
講 評

余部に生息している海の生き物を、実際に採取し丁寧なスケッチでわかりやすくまとめている。生き物と地形や生息環境との関係を調査するとともに、地球温暖化の影響を肌で感じている点も評価できる。絵はとても上手で、絵を描くことで写真以上に細かな観察ができる。今後の調査にも期待したい。


ぼくのジオパークたんけん

山陰海岸ジオパーク

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作者:荒川 煌大 さん
(豊岡市立田鶴野小学校1年)
作品概要:豊岡盆地のジオパークサイト探検
講 評

楽しく自分の住んでいる地域内のジオパークを探検して、わかりやすいマップづくりをしている。1年生らしい着眼点で観察したことや体験したことを丁寧に表現してあって、好感が持てる。生活の中にジオパークが根付いていることが感じられる作品。


しろいかさん! なにがすき?

山陰海岸ジオパーク

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作者:山本 海斗 さん
(岩美町立岩美西小学校1年)
作品概要:どのえさで一番シロイカが釣れるかを調査
講 評

お父さんのお仕事であるシロイカ漁に一緒について行き、シロイカの好物を調べた作品。ジオパークの産業を子どもらしい身近な視点で研究をしたことがすばらしい。シロイカの好物が鶏肉と漬け物であったことは大発見。山本さんの発見が実際に安価な餌として流通すると、素敵だなあと思った。


児童作品コンテスト努力賞

じおぱーくのいきもの

山陰海岸ジオパーク

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作者:保木本 悠 さん
(鳥取市立日進小学校1年)
作品概要:岩美町陸上海岸に 生息する海の生物調査
講 評

ジオパークの生き物に注目し、何度も実際に海へ行き調べていて、努力の跡が感じられる作品。まとめ方も、地図や写真を効果的に使うなど見る人を引き込むような工夫にあふれ、ジオパークの生き物がその場にいるように身近に感じられた。


大谷かいがんの石をしらべよう

山陰海岸ジオパーク

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作者:濱田 健嗣 さん
(岩美町立岩美西小学校2年)
作品概要:岩美町大谷海岸の岩石調査
講 評

実際に自分でしち山の岩石を収集し、一つ一つ丁寧に調べた作品。8種類もの岩石の特徴もわかりやすくまとめている。標本もわかりやすく整理して作成していることもすばらしい。今後は、なぜさまざまな石の種類が混在して大谷西海岸にあるのかを調べてみるなど研究の広がりも期待できる。


鳥取県東部の鳴り砂調べ

山陰海岸ジオパーク

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作者:山田 慎介 さん
(鳥取市立湖南学園小学校3年)
作品概要:鳥取県東部の鳴り砂の比較調査
講 評

鳥取県東部の16ヶ所から砂を採集し、鳴り砂について丁寧に調べている。地図と砂を一体にして分かりやすくまとめ、砂の特徴を4種類に分類している点も良い。今後、砂が鳴るときと鳴らないときの違いについて調べるなど、さらなる研究の発展が期待できる。。


鳥取砂丘の植物について〜鳥取砂丘に生えている草や木〜

山陰海岸ジオパーク

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作者:並河 清太郎 さん
(鳥取大学附属小学校3年)
作品概要:鳥取砂丘に生育する植物調査
講 評

広い砂丘を自分の足で実際に歩き回り、植生を調べているところが素晴らしい。一つずつきちんと写真を撮って生息地マップをつくり、分かりやすくまとめている点が良い。外来植物の多さも実感できる貴重な資料となっている。


琴引浜の鳴き砂と丹後の海水浴場の砂のちがい

山陰海岸ジオパーク

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作者:眞柴 澪音 さん
(京丹後市立島津小学校4年)
作品概要:丹後の海水浴場の砂の違いや鳴き砂との比較調査
講 評

丹後の海水浴場の砂を10ヶ所から採集し、大きさや形、色など様々な視点で調べている。浜による砂の違いを、拡大鏡を用いて粒の形の違いまで丁寧に調べているところが良い。砂の特徴を表にまとめ、分かりやすく比較・分析ができている点もよく工夫されている。


東浜海岸水族館のなぞ

山陰海岸ジオパーク

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作者:中村 圭吾 さん
(鳥取市立末恒小学校4年)
作品概要:東浜海岸水族館の調査
講 評

東浜に水族館があったことを知る人は地元の者でも少なく、ジオパークエリアの歴史を知るうえでも貴重な研究である。当時の新聞記事から裏付けをとり、地元の人々にも聞き取り調査を行うなど、研究方法にも工夫のあとが見られる。


猫崎半島の地形・植物

山陰海岸ジオパーク

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作者:岡本 紘輝 さん
(豊岡市立竹野小学校5年)
作品概要:猫崎半島の地形・地質・植物調査
講 評

地元にある兵庫県最北端に位置する猫崎半島の地形の移り変わりや岩石、植物などを現地に行ったり、資料を調べたり、インタビュー等で調査することで、そのよさが再確認できる作品である。また、写真や図を使いうまくまとめている。


岩美の海岸の石と砂のちがい

山陰海岸ジオパーク

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作者:野澤 優花 さん
(岩美町立岩美北小学校5年)
作品概要:岩美町の海岸の石・砂の比較調査
講 評

岩美町にある海岸の石の違いに興味を持ち取組んだ研究である。実際に9ヶ所から石や砂を採取し、比較しやすいように表にまとめられている。石の違いは分かったが、さらになぜそうなるのか疑問を持っているので、来年への研究へつなげていきたい。


八丁浜の砂 〜八丁浜の砂は鳴き砂になるか〜

山陰海岸ジオパーク

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作者:井本 智己 さん
(京丹後市立網野北小学校6年)
作品概要:八丁浜の砂を鳴き砂に変える実験
講 評

八丁浜の砂はかつて鳴き砂であったことに着目し、鳴き砂に戻す実験を行っている。八丁浜の環境を考えるきっかけとなり、今後の保全活動への広がりが期待できる作品である。


岩美の川の水調べ

山陰海岸ジオパーク

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作者:佃 綾華 さん
(岩美町立岩美南小学校6年)
作品概要:岩美町の川の水質比較調査
講 評

4つの河川の6ヶ所から実際に水を採取して調査し、下流に行くほど水の汚れが増すという結論を導き出している。きれいな水を保つための工夫を提案するなど、環境教育にもつながる調査となっている。


山陰海岸ジオパークとふるさと中ノ郷 円護寺石調査

山陰海岸ジオパーク

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作者:中ノ郷知らせ隊の皆 さん
(鳥取市立中ノ郷小学校6年)
作品概要:円護寺石調査
講 評

中ノ郷小学校区をもっと知りたいという動機から、円護寺石がどこに利用されているかの調査を進めている。その活用方法やジオパークと地域との関わりについて、写真等を利用して分かりやすくまとめられている。他の小学校でも様々な視点で研究が広がることが期待できる。


玄武岩について

山陰海岸ジオパーク

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作者:山本 佳愛 さん
(香美町立香住第二中学校2年)
作品概要:玄武洞調査
講 評

玄武岩について、岩石の色や形などを自分なりに観察している。また、玄武岩が地域でどのように利用されているかという点に着目し、調べている点が評価できる。利用については、豊岡市にとどまらず、他の地域での利用についても調べると、地域の特徴なども見えてくるかもしれない。


山陰海岸ジオパークについて

山陰海岸ジオパーク

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作者:宮元 萌果 さん
(豊岡市立日高東中学校3年)
作品概要:玄武洞調査
講 評

玄武洞について、とても丁寧にわかりやすくまとめている。特に柱状節理のでき方について、図を用いてうまく説明しており、大変わかりやすい。全国に見られる玄武岩や柱状節理、また、その他の節理のでき方などについても調べると、研究がさらに広がるだろう。


歴史が語る山陰海岸ジオパークと人々の生活

山陰海岸ジオパーク

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作者:浜坂高等学校の皆 さん
(兵庫県立浜坂高等学校2・3年)
作品概要:ジオパークと人々の暮らしを調査
(町の特性、歴史、森林保全活動)
講 評

豊富な写真と適切な説明で、地域の理解から始まる浜坂高校の取り組みの全体が表現されている。ここに書かれている全ての事が、地域の特性、すなわちジオと深い繋がりがあることが理解できる。聞き取り調査の結果や、フィールドワークで学んだ浜坂の地形と街並み、生徒による森林の保全活動など、一つ一つが個別の作品になる内容のものだと思う。来年度、それらの個別の内容をぜひ作品にして、浜坂高校の取り組みをより詳しく紹介してほしい。


2 募集期間

平成27年6月25日から平成27年9月11日まで

3 応募点数

104点(小学校99点、中学校4点、高等学校1点)

    

市町・学校別の内訳は以下のとおりです。(カッコ内は前年度比)

    

応募先
市 町 小学校 中学校 高等学校 合 計
京丹後市 48(+37) 0(±0) 0(±0) 48(±0)
豊岡市 11(+5) 1(+1) 0(-1) 12(+5)
香美町 0(-1) 3(-6) 0(±0) 3(-7)
新温泉町 0(-1) 0(±0) 1(+1) 1(±0)
岩美町 26(-4) 0(±0) 0(±0) 26(-4)
鳥取市 14(+1) 0(±0 0(-1) 14(±0)
合 計 99(+37) 4(-5) 1(-1) 104(+31)

4 審査委員会

下記のとおり審査委員会を開催し、入賞作品を決定しました。

応募先
日 時 平成27年10月14日(水)13時から17時まで
場 所 香住B&G海洋センター(兵庫県美方郡香美町香住区境1125)
委 員 山陰海岸ジオパーク推進協議会 教育部会 委員 8名
審査委員長 谷本 勇(山陰海岸ジオパーク館 館長)
教育部会=ジオパーク活動を通じた科学教育・郷土学習・体験学習の展開について、協議・検討を行う部会。構成は、教育関係者や有識者等。

5 作品巡回展

下記の日程で、入賞作品の展示を行います。

巡回先
施設名 展示期間
香美町立ジオパークと海の文化館2階
(兵庫県美方郡香美町香住区境1113)
11月14日(土)〜11月30日(月)
午前9時00分〜午後5時00分
ショッピングセンターマイン2階
スポーツランド108前
(京都府京丹後市峰山町新町1606-1)
12月2日(水)〜12月9日(水)
午前10時00分〜午後8時00分
鳥取市鹿野往来交流館 童里夢
(鳥取県鳥取市鹿野町鹿野135))
12月15日(火)〜12月20日(日)
午前9時30分〜午後5時30分
がついている会場では、応募作品104点すべてを展示します。

6 問い合わせ先

山陰海岸ジオパーク推進協議会
〒668-0025 兵庫県豊岡市幸町7-11(兵庫県豊岡総合庁舎内) TEL.0796-26-3783

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