鳥取平野(とっとりへいや)
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鳥取平野
千代川によって形成された沖積平野である鳥取平野は、西は箕上山、衣笠山、東は稲葉山などに囲まれ、千代川河口部の谷状の地域で、現在の鳥取市街地を指します。
湖山池周辺の低地からは、縄文時代の丸木舟(県保護文化財)など古代の遺跡が見つかっており、かなり古くから開けた土地だったことがうかがえます。
◎「鳥取」の由来は?
大和政権は、服属した因幡に「鳥取部」を設けました。
「部」(べ)とは、ある役目をもって大和政権に奉仕することとされた人々の集団のことで、鳥取部は鳥を捕らえる役目を与えられていました。
古代の鳥取平野は、沼や沢の多い湿地帯で、水辺に集まる鳥が多かったため、鳥取部が設けられたのかもしれません。
所在地 | 鳥取県鳥取市 |
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