豊岡盆地(とよおかぼんち)の雲海(うんかい)
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来日山から見た豊岡盆地の雲海
豊岡盆地は非常に霧の発生が多く、「霧のまち」とも呼ばれています。
少し高い山から望む、晩秋の雲海は絶景です。
雲海とは、山間部などで放射冷却により霧が広域に発生する自然現象のことをいいます。
この気象現象のメカニズムに大きくかかわっているのが、円山川です。
円山川から立ち上る水蒸気が、深夜から早朝の冷え込みで一気に冷やされ、それが平地を包み込み、雲海を作り出しています。
円山川は城崎町楽々浦(ささうら)付近で、1,000mの最大幅を示す大きな川です。
ほとんど高低差のない平坦な川が、多量の川霧を発生させ、幻想的な風景を生み出しています。
所在地 | 兵庫県豊岡市 |
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