下浜の動物の足跡化石(しもはまのどうぶつのあしあとかせき)
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2003(平成15)年に福井県の高校教諭の調査により発見されました。
日本列島がアジア大陸から離れ始めた頃(約2000万年前頃)、川か湖のほとりであったこの地で洪水などで堆積した泥にたくさんの動物が足跡を残しました。
それらが長い時間をかけて化石となり、波の浸食によって上部の地層が削られ足跡化石が露出しています。
足跡化石は下浜の他に栃三田、大イソ、松ナワテの三か所、村岡区では入江で発見されています。
調査結果の詳細は、香美町ホームページ内に掲載されている「香住町足跡化石報告書」に詳しく記載されています。
◎平島足跡化石(香住区下浜)
下浜で発見された足跡化石はトリ(ツルの仲間か)、サイ、ゾウ、シカの仲間です。
他の地点ではこの4種のほかワニの足跡化石が発見されています。
現地には案内看板が設置されているほか、町で発行されているパンフレットを見ながら足跡化石を探すといった楽しみ方もできます。
海に面している場所であるため、潮位や天候に注意して見学する必要があり、4月から5月ぐらいが昼間に観察するのに適している時期です。
また、足跡化石のレプリカ(複製)を香美町立ジオパークと海の文化館で展示しており、パンフレットも配布しています。
所在地 | 兵庫県美方郡香美町香住区下浜 |
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問い合わせ先 | 香美町立ジオパークと海の文化館 0796-36-4671 |
アクセス方法 | ◎自家用車 山陰近畿自動車道「香住」ICから約5分 |