ラッキョウ畑(らっきょうばたけ)
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鳥取砂丘の一部(福部砂丘)は、日本有数のラッキョウの生産地です。
約120ヘクタールの畑は、10月下旬から11月上旬にラッキョウの花が咲き、赤紫色のじゅうたんを敷き詰めたような美しい光景が広がります。
砂丘地は、各地で江戸時代から新田の開拓が推し進められましたが、福部町の砂丘は海抜が約70メートルもある丘であり、飛砂が激しく、水の確保が困難なため、開発が大きく遅れました。
大正3年に浜本四方蔵が、福部の砂丘地でのラッキョウ栽培に成功し、大正6年には佐々木甚蔵らとともに砂防の植林に全力をあげ、産業組合ができ、栽培面積が拡大しました。
昭和38年には、農業構造改善事業により、山成り開墾という起伏のあるままの傾斜畑のリスク管理が施され、農道は舗装され、機械やトラックの利用が可能になり、日本有数のラッキョウ産地として発展しました。
所在地 | 鳥取県鳥取市福部町湯山 |
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問い合わせ先 | 鳥取砂丘ビジターセンター 0857-22-0021 |