コウノトリ | 山陰海岸ユネスコ世界ジオパークで遊ぶ|San'in Kaigan Geopark

山陰海岸ユネスコ世界ジオパーク

JPEN
山陰海岸ジオパーク

コウノトリ

関連するカテゴリー:

コウノトリ

コウノトリ

コウノトリ

コウノトリ

コウノトリ

コウノトリ親鳥とひな

コウノトリ
コウノトリ
コウノトリ

1971(昭和46)年、日本で最後の生息地であった豊岡から野生のコウノトリが絶滅しました。
その後、兵庫県と豊岡市は地域の人たちと協力し、長年にわたる野生復帰のためのプロジェクトを進め、その結果、2005(平成17)年に人工飼育のコウノトリ放鳥に成功し、2007(平成19)年には自然界でヒナが誕生しました。
コウノトリが空を飛ぶ姿は37年ぶり、ヒナの誕生は48年ぶりのできごとでした。
コウノトリは完全肉食性なので、コウノトリが生きていくためには、餌となる多くの生き物が棲める豊かな生態系が必要です。
地域ではコウノトリを保護育成するため、周囲の田んぼは無農薬で栽培し、冬季にも田んぼの水を張ってエサとなる水生動物が生息しやすい環境にしています。
そうして作られた地域のブランド米「コウノトリ育むお米」も人気になっています。
盆地の生態系の頂点にいるコウノトリが棲み易い環境は、人類にとっても住み易い環境ということです。
生態系を保護保全することは、ジオパーク活動の大切な要素でもあります。

- DATA -
所在地 兵庫県豊岡市
備考 国指定特別天然記念物

関連おすすめスポット

一覧へ戻る