山陰海岸ジオパーク

山陰海岸ジオパーク
児童研究作品コンテスト審査結果
~入賞作品の発表~


山陰海岸ジオパーク推進協議会では、山陰海岸ジオパークエリアを所管する
小学校に在籍する全児童を対象に、同エリア内の地形・地質、動植物、
歴史・文化、産業・観光等に関する研究作品を募集し、コンテストを開催しています。

平成28年度は、96点の応募作品があり、厳正なる審査の結果、合計22作品が選ばれました。入賞者の皆様、おめでとうございます。また、ご応募いただいた皆様に厚く御礼申し上げます。

1 選考結果

入賞作品22点(最優秀賞3点、優秀賞8点、優良賞11点)
市町・賞別の内訳は以下のとおりです。

応募先
市 町 最優秀賞 優秀賞 優良賞 合 計
京丹後市 1 1 3 5
豊岡市 0 1 0 1
香美町 1 1 0 2
新温泉町 0 2 0 2
岩美町 0 3 5 8
鳥取市 1 0 3 4
合 計 3 8 11 22

児童作品コンテスト最優秀賞

城原海岸の地形

山陰海岸ジオパーク

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作者:明間 凜太郎 さん
(鳥取市立若葉台小学校6年)
作品概要:城原海岸の地形調査
講 評

海岸地形のふしぎな特徴に興味を持ち、そのでき方についてまずは自分で基本的な事を調べ、それを元に自分なりの仮説を立てるところが素晴らしい。専門家に聞いたことを元に、そこからさらに学習を深めているところが立派。また、図や写真を効果的に活用し、分かりやすく表現している。花崗岩と貫入岩の節理の違いを考察するのも面白いかもしれない。


訓谷浜と無南垣浜の砂とレキについて

山陰海岸ジオパーク

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作者:片岡 祥悟 さん
(香美町立香住第二中学校2年)
作品概要:訓谷浜と無南垣浜の砂とレキの調査
講 評

訓谷浜と無南垣浜を歩き、気づいた点や疑問に思ったことが研究のきっかけになっている。また、仮説を立てて調査し、検証している点が素晴らしく、研究の進め方としても模範的。さらに、地図、写真、スケッチなどを使い、分かりやすくまとめている点も評価できる。


歩いて巡る丹後震災の記憶

山陰海岸ジオパーク

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作者:京都府立峰山高等学校
地学研究部1・2年
作品概要:北丹後地震についての調査
講 評

寺の墓石・古い橋に残る痕跡・学校に残る記録集などを手掛かりに、書物で調べるだけでなく実際に歩いて確かめているのは大いに評価できる。90年前の3月7日の天気まで調べ、残雪と翌日の暴風雪の中での被災救援活動の有り方も考察しており力作となっている。


児童作品コンテスト優秀賞

わたしがひろったかいがら

山陰海岸ジオパーク

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作者:尾﨑 璃亜 さん
(岩美町立岩美北小学校1年)
作品概要:岩美町の海岸の貝がら調査
講 評

1つの海岸だけでなく、3つの海岸に足を運んで、根気よく貝殻を採取したところがすばらしい。また、貝殻が約50種類もあり、貝へ抱いた興味の大きさが伝わってくるとともに、山陰海岸ジオパークの魅力をしっかりと伝える立派な研究となっている。


いわみちょうのかいがんしらべ

山陰海岸ジオパーク

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作者:濵田 千芳 さん
(岩美町立岩美西小学校1年)
作品概要:岩美町の海岸の砂調査
講 評

近くにある6つの海岸の砂の粒の様子について、現地に行って詳しく調べている。景色や海水、そこで見かけた生き物などについても丁寧に観察している。まとめ方もすばらしく、6つの海岸の砂の様子を比較しやすいように分かりやすく表にまとめている。


城原海岸 海の中のなかまたち

山陰海岸ジオパーク

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作者:伹井 明香里 さん
(岩美町立岩美西小学校2年)
作品概要:城原海岸 海中の生き物調査
講 評

海の中の生き物を調べるために、家でシュノーケリングの練習をし、実際に海に潜って調べたところがすばらしい。海の生き物がすぐ目の前に見えるというのは、わくわくする貴重な体験だったと思う。山陰海岸の海がきれいなこともよく分かった。


"磯の生き物ちょうさ

山陰海岸ジオパーク

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作者:北村 泰成・北村 愛地 さん
(豊岡市立清滝小学校4年・2年)
作品概要:今子浦海岸 磯の生き物調査
講 評

田、川、そして海と場所を変えながら、毎年兄弟で生き物調査を意欲的に行った。水中観察では、磯に生息する生き物の写真を撮り、その特徴を分かりやすくまとめている。また、生き物が生息している海岸の地形も調べているのが素晴らしい。


土と水と植物

山陰海岸ジオパーク

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作者:上原 映 さん
(新温泉町立浜坂東小学校4年)
作品概要:植物の生育における土と水の関係について比較調査
講 評

植物に詳しい祖父にヒントをもらい、植物の生長についていろいろな場所の土を比較しながら丁寧に研究を進めている。観察メモや写真、砂のサンプル等が作品に使われており、作品のまとまりもよく、ジオパークと私達の暮らしの関連からも素晴らしい作品になっている。比較した土がどのようにしてできたのかを調べると、さらに素晴らしい研究になるだろう。


ジオパークエリアの鉱物の探求

山陰海岸ジオパーク

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作者:小山 京太郎 さん
(京丹後市立島津小学校5年)
作品概要:山陰海岸ジオパークの鉱物調査
講 評

地球や自然が魅力にあふれていることを感じられる研究作品。ジオパークに出かけて行って、そこにある風景・地形・石や砂・鉱物や磁気など、幅広く興味を持って取り組んでいるところが素晴らしい。山陰海岸ジオパークの魅力とともに、自分の郷土の素晴らしさに気づき、ジオパークの活動に参加している。もう少しテーマをしぼって研究を深めると、さらによい研究になるだろう。


ヤドカリは住人十色~ヤドカリの家と食事の研究~

山陰海岸ジオパーク

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作者:井上 直記 さん
(新温泉町立浜坂北小学校6年)
作品概要:ヤドカリの生態の研究
講 評

ヤドカリを観察しながら次々に湧いてくる疑問やアイデアを、実験と観察によって明らかにしていく過程がよく分かる、素晴らしい研究作品。どんな貝を選ぶのか、何を食べるのかなど、それぞれ条件を変えて実験し、しっかり考察ができている。ヤドカリと、山陰海岸の地形地質や自然環境との関連をもう少し明らかにすると、さらによくなるだろう。。


豊岡盆地の成り立ち

山陰海岸ジオパーク

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作者:山本 佳愛 さん
(香美町立香住第二中学校3年)
作品概要:豊岡盆地の成り立ちについて
講 評

豊岡盆地について、2人のガイドやスタッフに話を聞いて自分なりに問題点を見つけ出している点は、おもしろい。丁寧にまとめてあり、非常に分かりやすく、発展性を感じる研究。2人の話の共通点と相違点をさらに調査していくと、研究が深まりより良いものになるだろう。


児童作品コンテスト優良賞

がもう川のいきもの

山陰海岸ジオパーク

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作者:寺本 紘 さん
(岩美町立岩美南小学校1年)
作品概要:蒲生川の生き物調査
講 評

近くの川に棲んでいる生き物が、詳しく紹介されている。実際に川でつかまえて、写真に撮ったり触ってみたりしたところがいい。この川のことがますます身近になったり、愛着がわいたりしたことと思う。川の大切さが伝わってきた。


いわみ町のかいがんのすな

山陰海岸ジオパーク

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作者:田中 那奈 さん
(岩美町立岩美西小学校2年)
作品概要:岩美町の海岸の砂調査
講 評

海水浴で水着に付いた砂に疑問を持ち研究を始めたところがいい。8つもの海岸で砂を採取したり、拡大写真・形・大きさなど様々な視点で比較したりしたところも良かった。海岸の砂への関心の高さや新しい発見、驚きが伝わってきた。


ジオのうみは しおからいジオ

山陰海岸ジオパーク

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作者:保木本 悠 さん
(鳥取市立日進小学校2年)
作品概要:海水から塩を抽出し比較調査
講 評

いくつかの海水を採取して、どこが一番塩からいか比べるという発想がおもしろい。実験が丁寧で、海水を煮るときの時間毎の経過や、採取時の気温・水温、採れた塩の量などが、細かく記録されている。場所によって採れた塩の量が違う理由については、今後の発展に期待したい。


かめの手

山陰海岸ジオパーク

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作者:山本 愛桜さん・川部 一織さん
(岩美町立岩美西小学校3年)
作品概要:カメノテの調査
講 評

海岸で目立たないがよく見かける不思議な生き物であるカメノテについて調べ、写真を多く使ってまとめ、紹介している。海の生き物の魅力が伝わってくるとともに、別の場所で採ったカメノテを料理して味を比較している点も面白い。ジオパークとの関連を明らかにすると、さらに素晴らしい研究になるだろう。


岩み町の海水よく場 どこが楽しいかランキング!!

山陰海岸ジオパーク

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作者:山根 貫嗣 さん
(岩美町立岩美西小学校3年)
作品概要:岩美町の海水浴場調査
講 評

海水浴場の違いを調べるというテーマが面白い。海水浴場の様子や生き物等の違いを調べ、その特徴を観点ごとに写真を使いながら分かりやすくまとめている。また、それぞれの海水浴場の魅力をアピールしている。 海岸の様子や生き物の違いが何に関係しているのか、今後も継続して研究してほしい。


京丹後のジオパーク

山陰海岸ジオパーク

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作者:瀬戸 凜星 さん
(京丹後市立久美浜小学校5年)
作品概要:京丹後市の海水浴場の砂調査
講 評

京丹後市の海水浴場をまわり、京丹後の魅力がまとめられている。海水浴場の砂の特徴をポイント毎に調査し、具体的に整理した。もう少し写真を増やすと、さらに分かりやすくなるだろう。


青谷のジオパークマップを作ろう

山陰海岸ジオパーク

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作者:小谷 峻一 さん
(鳥取市立青谷小学校5年)
作品概要:青谷地区のジオパークマップの作成
講 評

青谷地区の地図の中にジオパークの見どころがまとめられていて、青谷を知らない人にはとても分かりやすいマップである。地域振興を観光に結びつけようとする考えはジオパークの趣旨をよく理解している。写真を活用したり、色使いを工夫できれば、さらに分かりやすいマップになるだろう。


ジオパークについて

山陰海岸ジオパーク

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作者:野村 香澄 さん
(京丹後市立網野北小学校6年)
作品概要:京丹後市のジオパーク見どころ紹介
講 評

京丹後エリアのジオパークの魅力を写真や表を使ってわかりやすく紹介し、京丹後地域の魅力を発信することができた。自分の住んでいる所に最も近いジオサイトについて、実際に足を運んで気が付いたことをまとめると、さらに良くなるだろう。


京丹後市のジオパーク

山陰海岸ジオパーク

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作者:藤田 広樹 さん
(京丹後市立吉野小学校6年)
作品概要:京丹後市のジオパーク見どころ紹介
講 評

京丹後市のジオパークの見どころが、写真と地図できれいにまとめてある。美しい浜の写真が特に印象的。これからは、鳥取や兵庫にない京丹後市ならではの特徴を明らかにすると、さらによい研究になるだろう。


浦富海岸の侵食について

山陰海岸ジオパーク

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作者:大森 日瑚 さん
(岩美町立岩美北小学校6年)
作品概要:浦富海岸の侵食調査
講 評

海岸の砂の地形が波の作用や構造物により異なることを明らかにしようとした。同じ場所から撮影された写真の存在に気づいたことが、よいテーマに結びついた。大事なテーマなので、これからも海岸の様子などに関心を持ち続けてほしい。


鳥取砂丘の魅力満載 ~観光PR用リーフレット~

山陰海岸ジオパーク

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作者:福部未来学園中学校3年生
(鳥取市立福部未来学園中学校)
作品概要:鳥取砂丘のPR用リーフレット
講 評

鳥取砂丘の魅力を手書きのイラストで表現し、美しくまとめてある。英語版も作成したことで、さまざまな教科の学習を活かした研究となった。自分たちだけが見つけたとっておきの魅力、楽しみ方なども盛り込むと、さらに観光リーフレットとして魅力が増すだろう。また、限られたスペースの中にその地域の特徴をわかりやすくまとめることは非常に難しいが、今後バージョンアップした観光PRリーフレットにも期待したい。


2 募集期間

平成28年7月5日から平成28年9月30日まで

3 応募点数

96点(小学校92点、中学校3点、高等学校1点)

    

市町・学校別の内訳は以下のとおりです。(カッコ内は前年度比)

    

応募先
市 町 小学校 中学校 高等学校 合 計
京丹後市 47(-1) 0(±0) 1(+1) 48(±0)
豊岡市 5(-6) 0(-1) 0(±0) 5(-7)
香美町 0(±0) 2(-1) 0(±0) 2(-1)
新温泉町 3(+3) 0(±0) 0(-1) 3(+2)
岩美町 34(+8) 0(±0) 0(±0) 34(+8)
鳥取市 3(-11) 1(+1) 0(±0) 4(-10)
合 計 92(-7) 3(-1) 1(±0) 96(-8)

4 審査委員会

下記のとおり審査委員会を開催し、入賞作品を決定しました。

応募先
日 時 平成28年10月19日(水)13時から16時まで
場 所 香住B&G海洋センター(兵庫県美方郡香美町香住区境1125)
委 員 山陰海岸ジオパーク推進協議会 教育部会 委員 7名
審査委員長 谷本 勇(山陰海岸ジオパーク館 館長)
教育部会=ジオパーク活動を通じた科学教育・郷土学習・体験学習の展開について、協議・検討を行う部会。構成は、教育関係者や有識者等。

5 作品巡回展

下記の日程で、入賞作品の展示を行います。

巡回先
施設名 展示期間
新温泉町 山陰海岸ジオパーク館
(兵庫県美方郡新温泉町芦屋水尻)
平成28年11月27日(日)~平成29年1月5日(木)
午前9時~午後5時
岩美町中央公民館
(鳥取県岩美郡岩美町大字浦富1038-6)
平成29年1月7日(土)~平成29年1月19日(木)
午前8時30分~午後10時(ただし、日曜は午後5時まで)
ショッピングセンターマイン
(京都府京丹後市峰山町新町1606-1)
平成29年1月24日(火)~平成29年1月30日(月)
午前10時~午後8時
がついている会場では、応募作品96点すべてを展示します。

6 問い合わせ先

山陰海岸ジオパーク推進協議会
〒668-0025 兵庫県豊岡市幸町7-11(兵庫県豊岡総合庁舎内) TEL.0796-26-3783

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