(柴山駅~佐津駅)
難易度:★★☆☆☆ 全長:2.8km 目安歩行時間:70分 高低差:約135m
柴山港を見下ろしながら、山道と県道を通って駅間を結ぶ短いコースです。カニ漁でも有名な柴山港は、リアス海岸の奥行きがある湾を利用した天然の良港で、古くは北前船の風待ち港、寄港地として海上交通の重要な役割を果たしました。
柴山駅から佐津駅を目指す際、下の県道に向かって降りる分岐があり、見落としがちなポイントです。標柱(木杭)を設置しています。ご注意ください。
佐津海岸
所在地:兵庫県美方郡香美町香住区訓谷
香住海岸は深い谷が海水面の上昇により沈み入り組んだリアス海岸であり、佐津海岸は、さらにその沈んだ谷に佐津川が上流から土砂を運んで砂洲を形成した海岸です。佐津海岸の浜は、砂より粒が粗い「礫(れき)」が多いため、波で砂や泥が巻き上げられません。このことが、海岸の透明度の高さの理由のひとつになっています。
柴山駅
コンクリート製の駅舎。夏のシーズンには、青い空、青い海、緑の山が背景に映えます。
◎柴山駅から幅広の自然道を歩いて、分岐点をつづら折りに下って行ったら、古い閉鎖されたトンネルがあった。
◎古いトンネルは柴山隧道というらしく、隣を走っている県道のトンネルが開通して、使われなくなったと思われる。バリケードがあって中には入れない。
◎柴山駅のスタート近くは、JR山陰本線のすぐそばを歩けるし、山陰本線を見下ろせるポイントもある。鉄道好きな人にもおすすめかもしれない。