コース15:高さ41.5メートルの余部橋梁を望む里山を歩く | 山陰海岸ユネスコ世界ジオパークで遊ぶ|San'in Kaigan Geopark

山陰海岸ユネスコ世界ジオパーク

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山陰海岸ジオパーク

コース15:高さ41.5メートルの余部橋梁を望む里山を歩く

(道の駅あまるべ~鎧駅)

難易度:★★☆☆☆  全長:2.8km  目安歩行時間:80分  高低差:約150m

道の駅あまるべからたかのすの森遊歩道を通って鎧駅まで歩きます。たかのすの森は、全長約2.8kmの整備された山道で、比較的歩きやすい初心者向けのコースとなっています。道中、余部橋梁を上から見ることができます。帰りは、鎧駅から餘部駅まで列車に乗って余部橋梁を体験することをオススメします。

主な見どころ情報

余部橋梁

余部橋梁

所在地:兵庫県美方郡香美町香住区余部

但馬の海岸線を代表する深い谷に架かる橋梁です。かつては、高さ41.5m、長さ309mのトレッスル式鉄橋で、1912年から98年間にわたり利用されました。谷をまたぐ鉄橋は、桃観トンネルと合わせて、山陰本線最大の難工事でした。その後、1986年に列車の転落事故が起きたことや冬季の強風時、風速規制による列車の遅延や運休が相次いでいたことにより、現在はコンクリート橋梁に架け替えられました。架け替えの際に西側3本の橋脚は展望施設「空の駅」として保存され、2017年にはエレベーター「余部クリスタルタワー」が設置されました。

余部クリスタルタワー

余部クリスタルタワー

所在地:兵庫県美方郡香美町香住区余部

地上から余部鉄橋「空の駅」を繋ぐタワーです。全面ガラス張りのクリスタルタワーは、鉄橋下が見られるのぞき窓で地上41mのスリルと日本海のパノラマが楽しめます。

全線踏破達成者から寄せられた口コミ情報

◎たかのすの森遊歩道は、比較的歩きやすい。孫と一緒に歩くのにちょうど良かった。
◎道の駅あまるべから、集落に少し入ったところでルートを確認したら、家の窓から顔を出した地元の方が「お~いこっちこっち、遊歩道の入口はこっち!」と声をかけてくれた。こういうのがありがたい。すごく歓迎されてる感じがして、楽しく歩けた。
◎あまるべのクリスタルタワーも上がってみたが、足がすくみほどの高さで、よくこんなところに鉄橋を造ったな、と先人の偉業に思いをはせた。
◎鎧駅には『ふたりっ子』のロケ地という紹介があった。都会に住んでいる身からすると、山陰本線は魅力的に見える。
◎往路で餘部駅から鎧駅まで歩いて、復路は鎧駅から餘部駅までJRに乗って帰る、というちょっとしたお出かけを子連れでするのもいいかも。

コース沿線のトレイルサポーター店紹介

道の駅あまるべ

道の駅あまるべ

所在地:兵庫県美方郡香美町香住区余部1723-4

TEL:0796-20-3617

URL:http://michinoeki-amarube.com/

【一言PR】 旧余部鉄橋の歴史が映像や模型で鑑賞できたり、鉄橋上の展望施設「空の駅」が楽しめる、山陰海岸ジオパークのほぼ真ん中に位置する道の駅です。コース14やコース15等を歩かれる際にはぜひお立ち寄りください!