コース６：砂と風による奇跡の造形美「鳥取砂丘」を歩く

（鳥取砂丘西側休憩舎～鳥取砂丘～岩戸海岸いさりび広場）

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難易度：★★☆☆☆　全長：7.1km　目安歩行時間：100分　高低差：約70m

鳥取砂丘を横断するコースです。道中、標高47メートルの「馬の背」を登りきると広大な鳥取砂丘とはるか遠くの海岸線まで見渡すことができます。また、鳥取砂丘ビジターセンターから岩戸までは、日本海と砂丘のラッキョウ畑を眺めながら砂浜海岸沿いの遊歩道を歩きます。

お知らせ

「鳥取砂丘」では、以下のルールを守ってロングトレイルをお楽しみください。「日本一の鳥取砂丘を守り育てる条例」及び「自然公園法」に基づき、次のことに注意します。「砂を持ち出さないこと」「車、オートバイ等の乗り入れは行わないこと」「砂丘の斜面などに文字や絵を描くなど、落書きを行わないこと」「ペットを放さないこと、ペットの糞を捨てないこと」「ゴミを捨てないこと」「花火を行わないこと」「キャンプ場以外でのキャンプは行わないこと」「看板やのぼりなどの広告物の掲出や設置は行わないこと」「砂丘海浜での遊泳を行わないこと」「ゴルフの打ちっ放しなど他の利用者の迷惑になる行為、危険を及ぼす恐れのある行為を行わないこと」 ※違反者には、懲役又は罰金、過料が課せられることがあります。（参考）日本一の鳥取砂丘を守り育てる条例

主な見どころ情報

岩戸海水浴場

所在地：鳥取県鳥取市福部町岩戸

遠浅の海岸で白砂の海岸。夏は海水浴客で賑わう。港周辺の「岩戸海岸いさりび広場」には木製遊歩道があり、夕日や夏場の夜は沖合いのイカ釣り漁船の光「漁火(いさりび)」が美しい。

鳥取砂丘

所在地：鳥取県鳥取市

鳥取県鳥取市の海岸に広がる東西16km、南北2.4kmの広大な海岸砂丘です。千代川（せんだいがわ）によって日本海へ運ばれた大量の砂が、潮流や波浪によって海岸に寄せ集められ、さらに、冬季の北西の季節風によって運ばれて形成されたと考えられています。砂丘は北西の季節風に直交する高まりが３列あります。また、大規模なくぼ地地形や、砂が風に吹かれて移動して形づくる風紋が特徴的に見られ、美しい景観を造り出しています。

鳥取砂丘第２砂丘列（馬の背）

所在地：鳥取県鳥取市

砂丘内に足を踏み入れてみてまず目に入るのが、正面にそびえたつ馬の背の雄大な姿です。ほとんどの観光客の方が馬の背の頂上（標高約47m）を目指します。登るのに一苦労しますが、頂上からは広々とした日本海の絶景を一望できます。よく強い風が吹くので、風紋や砂柱などを見ることができます。海岸に打ち寄せる白波や、日本海に向かって左側には千代川の河口と鳥取港、そして右側には浦富海岸を見ることができます。

一ツ山離水海食洞

所在地：鳥取県鳥取市福部町湯山

鳥取砂丘東部にある「一ツ山」の下部には、かつてこの辺りまで海があった時にできた海食洞があります。かつての海岸線の崖が侵食を受けてできた洞窟です。縄文時代前期の海水面が高かった頃にできたと考えられています。その後の海退と砂丘の形成によって陸上に取り残されました。

福部砂丘らっきょう畑

所在地：鳥取県鳥取市福部町

福部砂丘は、鳥取砂丘の中で東側に位置する最大標高約70mの海岸砂丘です。ここでは砂丘地を利用したラッキョウの栽培などが盛んです。約125haのラッキョウ畑が広がっていて、10月下旬から11月上旬にはラッキョウの花が咲き、赤紫色のじゅうたんを敷き詰めたような美しい光景が広がります。周辺には砂丘海水浴場やイベント、運動など多目的に使えるオアシス広場のほか、無料の駐車場も整備されています。