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上山・小又川周辺
(うえやま・こまたがわ)
ー 溶岩が織りなす美しい高原と草原や森林、
台地の端を切り込んでできた雄大な滝 ー

扇ノ山の単成火山群から流れた溶岩が作る台地とその下の火山岩類を切り込む渓谷、多数の滝があるサイトです。海上からは約300万年前ころの火山活動でできたカルデラの中の湖にたまった昆虫化石が多数発見され、それは「おもしろ昆虫化石館」に展示されています。
主な見どころ
上山高原
1000m級の溶岩が作る台地で、高山性のブナ、トチ、ナナカマド、チシマザサなどが繁茂する。秋のススキ草原、紅葉の景観は絶景。天候にもよるが頂上からの日本海、360度の眺望も楽しめる。 NPO法人上山高原エコミュージアム 0796-99-4600
シワガラの滝
岩盤をえぐるトンネル状の滝つぼが美しい滝。岩盤は安山岩の角礫岩。(小又川渓谷・兵庫県記念物・名勝指定) NPO法人上山高原エコミュージアム 0796-99-4600
布滝
落差約7mの滝で、上から下まで、布幅のように落下している。白布のように見える。 NPO法人上山高原エコミュージアム 0796-99-4600
海上傘踊り(8月)
傘踊りの起源は鳥取市国府町といわれ、江戸時代から伝わる雨乞いの儀式から派生したとされている。第2次世界大戦後、海上の青年が国府町で習得し、盆踊り行事として今日の傘踊りを作り上げた。傘に無数の鈴を付け、「シャン、シャン」と歯切れのよい音を響かせながら、2人1組で踊りを披露する。(新温泉町・無形文化財指定) 海上傘踊保存会
ガイドさんのおすすめポイント!

NPO法人上山高原エコミュージアム 小畑和之(第1種)/ 山本一幸(第2種)
上山高原の山頂(三角点)から日本海、扇ノ山山頂、鉢伏山、蘇部岳等360度の眺望ができる。豪雪地域のため、通常なら5月中残雪が楽しめる。秋の紅葉、ススキ草原も見事である。林道沿いの滝めぐりは人気があり、その中でも「シワガラの滝」は最も人気。