但馬の海岸線を代表する深い谷に架かる橋梁です。
かつては、高さ41.5m、長さ309mのトレッスル式鉄橋でした。
1912(明治45)年から98年間にわたり利用されました。
谷をまたぐ鉄橋は、桃観トンネルと合わせて、山陰本線最大の難工事でした。
その後、1986年(昭和61年)に列車の転落事故が起きたことや冬季の強風時、風速規制による列車の遅延や運休が相次いでいたことにより、現在はコンクリート橋梁に架け替えられました。
架け替えの際に西側3本の橋脚は展望施設「空の駅」として保存され、2017年(平成29年)にはエレベーター「余部クリスタルタワー」が設置されました。
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