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神鍋火山周辺
(かんなべかざん)
ー 近畿で最も新しい火山「神鍋火山」と溶岩流の美しい風景 ー

神鍋火山は近畿地方で最も新しい火山と考えられており、山頂には今でも噴火口が残っています。その火山活動年代は約2万2千年前で、現在は活動していません。神鍋火山からは大量の溶岩が流れだし、稲葉川沿いを円山川まで流れました。この溶岩は硬く、稲葉川にはたくさんの美しい滝ができました。神鍋高原周辺ではラバートレッキングや火山の斜面を利用したスキー、スノーシューウォークなど、自然を生かした様々なアクティビティを楽しむことができます。
主な見どころ
神鍋山
近畿で最も新しい火山で、活動は約2万2千年前。スコリア丘の頂上に噴火口が残る。 日高神鍋観光協会 0796-45-0800
八反滝
落差24mの滝。神鍋火山の溶岩による堰堤によってできた。 日高神鍋観光協会 0796-45-0800
風穴
溶岩が周りだけ固まり、中が抜けて空洞になったもの。中の気温が一定で、地域の住民が天然の冷蔵庫として野菜や果物等の保存に利用。ガイドがいるときのみ見学することができる。 日高神鍋観光協会 0796-45-0800
神鍋溶岩流
ガイドさんのおすすめポイント!

ガイド
NPO法人かんなべ自然学校 前田敦司
このポイントは火山が噴火してから2万2千年が経った後の人々がその出来事を上手に利用し、楽しみながら暮らしている所です。例えば噴火自体で作られた神鍋火山をスキー場として利用されたり、流れ出た溶岩をトレッキングルートとして整備されたり、火山の恩恵である火山灰の土壌を利用した畑作や、噴出したスコリアを利用したグラウンドなどの整地での合宿誘致と地域に非常に密着しています。それらを現地の方の口から聞くことが出来、身体を動かし体感出来る所が大きな見どころです。