新温泉町内に湧き出る浜坂温泉・二日市(ふつかいち)温泉・七釜(しちかま)温泉の3つの温泉を総称して、浜坂温泉郷と呼びます。
浜坂温泉は、1978(昭和53)年に消雪用の水源を掘削中に湧出した温泉です。
昭和56年に国の省エネルギー・モデル事業全国1号の指定により、一般家庭や旅館・民宿、町営住宅など約700戸に配湯しています。
泉質は塩化物泉で、源泉温度は73℃、配湯戸数は日本一を誇ります。
二日市温泉の泉質は硫酸塩泉で、福祉施設や病院などにも供給されています。
七釜温泉は、1955(昭和30)年、地元の人が井戸を掘削中に湧出した温泉です。
泉質は硫酸塩泉で、温泉温度は50℃と、源泉の温度が適温で加水加温の必要がないため、源泉掛け流しの温泉が楽しめます。
現在は集中管理され、日帰り温泉施設「ゆ〜らく館」も人気を呼んでいます。