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神話「因幡の白うさぎ」

「因幡の白うさぎ」の話は、およそ1,300年前に編纂された「古事記」に書かれている神話です。
大国主命の話の始まりに「稻羽之素菟(いなばのしろうさぎ)」として書かれています。
「素菟」とは、「もとの姿にもどったウサギ」あるいは「裸のウサギ」という意味です。
神話は次のような内容です。
「昔、一匹のウサギが淤岐ノ島から対岸の気多岬に渡ろうとして、海のワニをだまして上陸しようとした。そして、だましたことをワニに告げると、怒ったワニはウサギの皮をむいて赤裸にしてしまった。そこに八上姫に求婚するために通りかかった大国主命の兄神たちが、苦しんでいたウサギに「海の塩を浴びて、風に当たればよい」と教え、その通りにすると痛みが増してしまう。最後にやってきた大国主命が、「水門の真水で身を洗い、ガマの花粉を体に付ければよい」と教え、その通りにするとウサギは元の体に戻った。」広く知られている話はここまでです。
神話の舞台は諸説あり、「淤岐ノ島」は、沖合にある島、あるいは島根県の「隠岐島」という説もあります。

- DATA -
所在地 鳥取県鳥取市白兎

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