山陰海岸ジオパーク

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日本最古級の鉱山と温泉の歴史

岩井温泉周辺 (いわいおんせん)

岩井温泉周辺の山地には多くの鉱山(荒金、銀山)があり、採掘した鉱石をトロッコ列車で岩井駅まで運んでいました。温泉はこれらの鉱山からの湯治客で賑わいました。

主な見どころ

1
いなば温泉郷岩井温泉
開湯1200年の温泉。岩井火砕岩層に発達する断層や割れ目から温泉水が上昇すると考えられている。九つの泉源のうち、1つの自噴泉と3つの動力泉が集中管理されている。湯かむり唄が有名である。
岩井温泉旅館組合(明石家内)
0857-72-1515
2
横尾の棚田
地すべり地形を利用した棚田で、オーナー制度を取り入れている。日本の棚田百選に選定。
岩美町役場産業建設課
0857-73-1562
3
因幡銀山跡
「因幡誌」によると、銀山間府は大同2年(809年)の発見と伝えられている。かつては、生野銀山、石見銀山とならぶ銀鉱山であった。現在も鉱山の間府の跡と思われる鉱口が残る。
岩美町観光協会
0857-72-3481
4
唐川湿原(カキツバタ群落)
標高約400m付近に広がる大湿原で、広さは約1ヘクタールにおよぶ。カキツバタの群落が有名であるが、その他にもモウセンゴケなどの食虫植物や多様な湿原植物が見られ、学術的にも貴重である。 
岩美町教育委員会
0857-73-1302
 

ガイドさんのおすすめポイント!

1200年の歴史を持つ岩井温泉、その開湯にまつわる東源寺、鳥取県最古の擬疑洋式木造校舎の旧岩井小学校、1300年前の壮麗な三重塔の心柱を支える鬼の碗(塔礎石)は、古より開けた湯村(岩井)の人々の暮らしや文化への興味をそそる。 また山路をたどれば、豊臣秀吉に大量の銀を運上したという銀山間府跡、古代(大同)より銅を産出した荒金鉱山跡などにジオパークの恵みを感じる。

いわみガイドクラブ  片村文系
 
 
問い合わせ先
岩美町観光協会  岩美町浦富783-8
TEL
0857-72-3481(月曜日定休(祝日の場合は翌日))
 

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