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兵庫県豊岡市の「玄武洞」は、第四紀(約260万年前~現在)における地球磁場の逆転の発見につながった場所です。1926年、京都大学の松山基範博士は、約160万年前の火山活動で形成された玄武洞の玄武岩が、現在の地球の磁場と反対の方向に磁化していることを発見しました。

そして、この発見をきっかけに、かつて地球の磁場が現在の向きとは反対の時代があったことを示しました。その時代は「松山逆磁極期」(約260万年前~約80万年前)と呼ばれ、この発見は地球科学におけるプレートテクトニクス説の構築に大きく寄与しました。

また、2009年6月には、地質年代である「第四紀」の始まる時期について、松山逆磁極期を一つの目安として国際的に合意が得られており、地質年代の境を決める指標の一つとしても使われています。


約160万年前の火山活動によって形成された玄武洞(玄武岩)

海外からの見学者も訪れます

松山基範 博士

第四紀の時代、
地球磁場の方向は反対だった